
私の地域でも秋祭りがありました。
由緒ある神社で、大社の名が付いています。
*出雲大社と同格ですよ。
この神社は私の通った小学校の近くにあって、境内ではよくかくれんぼをしたりして遊んだ場所です。

祭りの提灯が街中に飾ってありましたので、ちょっと寄ってみました。
宵の宮でしたので、昼間の神社は閑散としていました。
ただ、忙しそうに準備していたのは露天商で、昔懐かしい風情がそこにありました。

雰囲気は未だ変らず、境内の入口にはお面を売っている店がありました。
今風で50年前のキャラクターとは異なっていました。
鞍馬天狗や赤銅鈴の助はどこへ言ったのでしょうか?
少年ジェットなども見当たりません。
隅っこにひょっとことおかめの面がありました。
今では正面にゴレンジャーやあんみつ姫?アッ子ちゃん?(名は知りません)が、人気キャラクターが並んでいます。

お面の名も知らない私ですが、たちどまると妙に懐かしさを覚えます。
そう、あのニッキのキセルは売っているのかな?
どんな切り傷でもピタリと直す「ガマの油」はどこにあるんだろう?
(あんなに出血していても一瞬に血止めできる軟膏です)
忍者になれる虎の巻は欲しかった一品です。
露天商を一巡すると、扱っているモノは多少変化はありますが、その雰囲気は今も変わっていませんね。
小銭をもって境内を目を見張るように歩き回った、50年前の秋祭りを思い出しました。
また、幼心に思いを寄せた憧れの子とすれちがった時のドキドキ感も鮮明に覚えています。
今はどこに行ったのかな?この気持ちは・・・。
yuki
