中越沖地震から2週間余過ぎましたが、仕事関係でも何か協力することが出来ないかと思い、先ずは単身での現場の状況確認をするためでした。

この地震によって亡くなられた方が11人。重軽傷を負われた方が1.339人。
一部損壊も含め約24,000棟に影響がでました。
地震発生当初はかなり混乱したかと思いますが、現場を見る限りではだいぶ落着いてきたようです。

電気・水道は復旧しましたが、ガスはまだ約25,000世帯が不通になっています。
住民の方とお話をしましたが、今はゆっくりとお風呂に入りたいとのことでした。
陽だまりに水の入ったポリタンクやペットボトルが置かれています。
水を温めて、シャワー代わりに使うのでしょう。
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柏崎市役所などでも、応援は望んでいるようですが、その対応や体制が難しいようです。
いわゆる「かゆいところに手が届くような応援」でなければなりません。
「これをするんだ」と目的を持っての応援なら有効と思うのですが、「何かお手伝いしましょうか?」では本当の応援にはならないような気がしました。

予想に反して、街は落着いていました。
もっと、粗大ごみなどが道路に溢れているのではないかと想像していました。
ごみ関係の担当者は「市民は普段からごみ出しのルールなどをシッカリと守っていただいています。また、3年前の中越地震の教訓も活かされています」とのことです。

私が感じるには、この県民性?地域性?なのでしょうか、「自分の街は自分が守る」と言う意識があるからではないでしょうか。
素晴らしいことです。
この現場確認によって、いろいろと学ぶことができました。
やはり、先ず現場を見ることですよね!
↓のスライドは被災地の状況です。
生活の中で注意しなければならないことが沢山発見できました。
この教訓を活かしたいものです。

新潟に一泊しようと思ったのですが、酒など飲んでいる雰囲気にはなりませんでした。
遅い時刻の新幹線に乗り東京へ戻りました。
上野を過ぎて後5分で到着します。

もちろん、車中は缶酎ハイとツマミで一杯です。
yuki